NHK大河ドラマ「どうする家康」の第10話では、家康の側室探しがメインになります。どんな側室が良いのか、正室の瀬名も探すことになります。そして、お眼鏡にかなった相手が誰なのか?そして、隠された秘密についても明かされました。時代劇では、珍しい展開だと思います。また、側室には選ばれませんでしたが、グラビアアイドルの清水あいりさんが出演されて話題になりました。
「どうする家康」の前回(9話)のあらすじ、見どころ
家康に子供がまだ二人しかいないことを心配した母の於大の方は、瀬名が暮らす築山にやってきます。瀬名も於大の方と共に、側室を探すことになりました。二人は、たくましく凛々しいお葉を勧めます。家康は、イノシシも倒すお葉が怖くてたまりませんでした。しかし、お葉の気遣いに感心し、念願の女児にめぐまれます。そのころ、京都では将軍が暗殺され、不穏な動きが始まっていました。
どうする家康第10話のネタバレ感想!
清水あいり出演が話題に!
NHK大河ドラマ『#どうする家康 』
— 清水あいり (@airishimizu) March 12, 2023
第10話【側室をどうする!】
側室候補に
“ほぼ清水あいり”で
出演させて頂きました📺
感想ツイート、リプ、拝見しました。
笑ってる人がほとんどで
幸せです👼🏻👼🏻
そして何を血迷ったのか…💕
私を起用してくださった
スタッフの皆様に
感謝の気持ちでいっぱいです涙 pic.twitter.com/s8z1bM46wy
清水あいりさんご本人も言われているように、何を血迷ったのかNHK大河ドラマにあのような形で出演されました^^;
視聴者は、一瞬何が起こったのか分からなくなってしまったかもしれませんね。
でも、時には、こんな回もあっていいかもしれません。
また、あるんでしょうかね〜!
ちょっと、期待しつつ、これからの「どうする家康」を楽しみたいですね。
側室に選ばれませんでしたが
— 清水あいり (@airishimizu) March 13, 2023
勝手に…
“家康を惑わす関西弁あいうえお”
やらせて頂きました。#どうする家康 #家康を惑わす関西弁あいうえお #あいうえお作文 pic.twitter.com/sjdZfpqzs1
さっそくこんなツイートをされているあたり、面白いですね〜!
感動したシーン
鵜殿の分家の娘、お葉が家康を恨むことなく真面目に働いていて、礼儀もわきまえているのが健気で感じるものがありました。また正室の瀬名としては複雑な気持ちなのは明らかなのに家のためと受け入れ、側室選びに自分も加わると覚悟したり、お眼鏡に適ったお葉に側室になるのを頼んでいる姿も好感が持てました。あとお葉が子を産み側室の務めを果たした後に好きな人が出来たから側室を辞めたいと申し出たのには驚きましたが、相手が同じ侍女の女性で必死で二人して家康に頭を下げていたのも印象に残っています。
気になるシーン
側室にしたお葉の本当に好きな相手とは?
家康に折角気に入られたお葉は、実はLGBTであるということが現代的なので、もしかしたら史実とは違っているのかなとも思いました。当時、家康を裏切った形のお葉は、生きてはいられないはずなので、演出的なキャラクターが大きいのかなとも感じました。また、於大の方は、あのように頻繁に来ていたのかどうかも?マークで、シナリオライターの嫁姑問題をコミカルに描きたいフィクションが含まれているのかなと感じながら、視聴しました。
今後の展開が気になる
家康が今川家臣の飯尾連龍を訪ねた時に、鵜殿の妹で瀬名の幼馴染の田鶴が仮病を使って家康に挨拶に来なかったり、連龍が家康と繋がっていると氏真に密告していたのが怖かったです。そうとう家康を恨んでいるのでしょうね、策略が不気味でまだ一波乱あるのを感じます。信玄が今川調略を命令した中に千代の姿もありましたが、田辺誠一さん演じる穴山梅雪の姿もあったので今後の彼の登場も楽しみです。信長の妹、市が結婚したことを藤吉郎が伝えに来ていたので今後の市の様子も知りたいと思いました。
どうする家康第10話の側室探しはどうなった?
正室の瀬名も一生懸命に側室探し
瀬名が家のため屋家康のためを思って、側室探しを一生懸命していることや、家康ののろけ話をじっくり聞いているところに感心しました。家康が大成したのは、瀬名のおかげだと思いました。歴史的には、この後、瀬名は謀反の罪によって殺害されることを知っているだけに、どうしてこのような女性がそんな運命をと考えさせられました。瀬名が表情を変えずに、しぐさやつぶやきで本音を表現しているところが心に残りました。特に、お茶をたてているシーンです。
どうする家康の次回(11話)の予想
圧倒的に強い信長と信玄にはさまれ、家康が御絶する姿が目に浮かびます。信長と信玄のカリスマ性が楽しみです。予告編では、女当主のお田鶴が闘うシーンが描かれていました。このシーンで思い出すのは、井伊直虎です。直虎がかわいがった直政が家康に寵愛を受ける場面がどのように描かれるか気になります。前回の大河ドラマで、丁寧に描かれていたところだったので、今回も、直政が出世し、本田正信との絡みや対比があったら面白いなと思いました。
前回ラストに信玄から書状が来ていて直接会うことになっていたので何か密約をするのだと予想します。信玄側が今川家臣の調略も進めていたので、氏真は窮地に立たされそう。また氏真が引間城の城主、飯尾連龍を殺してしまったので妻の田鶴の動きも気になります。予告で田鶴が鎧兜を装着して兵を率いている姿があったので家康軍と戦うことにはなると思っています。田鶴と瀬名は幼馴染なので瀬名が手紙を送ったりもしそう。あと氏真の様子を探るのに忍びの服部半蔵の登場もあるといなぁと思っています。
どうする家康の10話で好きなキャスト
お葉役を演じた北香那
お葉役を演じた北香那さんが素敵でした。イノシシを倒して口にべっとりと血をつけるシーンは、もののけ姫を思わせました。NHKのドラマ「東京の雪男」での自然体の演技が爽やかで、気になっていた女優さんです。今回は、男勝りと女性らしい細やかな気遣い、LGPTという複雑な役柄をややコミカルに演じていました。美しい女優さんですが、素直で謙虚さ、清潔感を感じるところが魅力的です。その後、家康を支えていくのは、体力的な長所を生かして隠密的な働きをするのかなと、予想して楽しんでいます。
側室選びに加わった忠次の妻
側室選びに加わった忠次の妻、登与がお葉にいい女風で指南している姿が頼もしく笑えました。忠次もえびすくいを何かあると披露したがるし、夫婦で微笑ましいなぁと思って気にっているキャラです。また側室になったお葉も言い寄られている女子を助けたり、無口なのに気が利いたり、忠義を尽くしていたりと健気で好感が持てました。子を産んで後に好きな人が出来たから側室を辞めたいと言い出したときは驚きでしたが、相手が女性で二人して家康に頭を下げて懇願していたのも健気で印象に残っています。
「どうする家康」(10話)の全体的な感想(まとめ)
たぬき親父のイメージが強かった家康が、迷い葛藤しながら大きく成長しているところが良く伝わってきます。今回は、家康の側室さがしをめぐり、当時の女性観も描かれていました。しかし、そうしている間にも、野望を抱く信長と信玄は、じわじわと距離を縮め、見えない火花を散らしているようです。両雄にはさまれた家康は、二人にもまれることで、また一段と大きく成長していきますが、そこには、悩み、苦しみ、裏切り、信頼と、心も大きな振れ幅も描くことだと感じました。