どうする家康第7話のネタバレ感想!巫女の千代を演じる古川琴音も!

どうする家康の第7話の「わしの家」について、視聴したあとの感想やネタバレ記事になります。今回、家康の名前の由来も番組で放送されました。また、一向宗の中で謎の巫女を演じる古川琴音さんの演技も良かったですね。次回の第8話の展開予想についても書いていますので参考にしてみてください。

目次

大河ドラマ「どうする家康」の前回(#6話)のあらすじ

第6話では、5話で失敗に終わった瀬名姫やその子供たちを奪還するべく、再度家康たちが立ち上がります。本多正信は、そのために今川家の家臣である鵜殿長照とその息子2人を生け捕りにし、今川に人質交換として差し出し、瀬名たちを救出する案を出します。服部党も残党の者たちや若手の者たちが活躍し、また、正信があらかじめ声をかけておいた甲賀忍者の活躍もあり、長照を追い詰めますが、長照は、自刃。息子たちも城の櫓から飛び降りますが、服部党が彼らの生け捕りに成功します。そして、いざ人質交換となりますが、2人と瀬名の両親含めた5人では数が合わないと言われ、両親は瀬名たちを逃がすため、自分たちは今川に残って家康の裏切り等全ての責任を負うことを決意し、瀬名たちを送り出します。こうして、無事、瀬名と2人の子供たちは、家康と再会を果たすのでした。

「どうする家康」(#7話)で感動したシーン

家康と一向宗の寺の空誓が話をするところです。(といっても、空誓は、農民の格好をした家康が三河を治めることを信長から許された松平家康だとは知りません。)戦がどうして無くならないのか、どうすれば皆が幸せな生活を送ることが出来るのか尋ねる家康ですが、空誓は「知らん」の一言。そして、「(この世には)苦しみを与える者と救う者がいるだけ」と言い放ちます。この一言が、家康の心にどう響いたのか、これからの家康の行動にどう影響を与えるのか、また一つ、ドラマの方向性を示すキーワードになるような気がします。

瀬名や子供たちが戻り、全体的にほんわかなシーンが多かった中、一向宗の寺の住職の空誓がなかなか熱弁していて感動的でした。戦いを民側から見ると空誓が言うように武士は奪う側で、空誓は救う側だという言葉も味わい深かったです。笑いを入れながらも芯になると真剣に話す様子に人の心を掴むのが上手いなぁとも思いました。子供を捨てた親を憎むことが出来ないと言うあたりも戦いの中で切羽詰まる人々の気持ちに寄り添っている感じがして魅力ある人物だと思いました。後から自分に問いかけて来た若者が殿だと気づいた感じのシーンも迫力があって良かったです。

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「どうする家康」(#7話)で気になるシーン

一向宗の寺で、歩き巫女として門徒たちに慕われる千代という巫女がいます。現代でいうところの地下アイドル的存在の彼女は、僧侶の空誓と話がしたいと家康が言った時の取り次ぎを出来る程の力があるようです。しかし、彼女は既に家康がただの農民の青年でないことを見抜いている様子です。実際、本證寺の寺内町で遊んでいた渡辺守綱とあと一歩で喧嘩になりかけた農民に扮した家康のことを後から、「(我らが殿だ)やっちまったー」的な感じで動揺する傍らで高見から家康のことを見ている千代の様子は、ただ者ではない雰囲気が感じられます。この千代が、今後、物語にどう関わってくるのか、とても気になります。

於大が瀬名を指南するためにやって来て、城下町でも一緒に物見に行くので女子たちの逞しさが味わえてよかったです。あと一向宗の寺の住職、空誓上人に取り次ぐ役の千代がなかなかミステリアスな感じで気になりました。家康が身分を隠して上人に問いかけていたのも見ごたえがあり良かったです。城下町で出会った渡辺守綱が家康の頭をはたいていて身分を知らないとはいえ大物と思いました。お忍びにお供した小平太と平八郎の若者らしさもなかなか良かったです。戦いの時とは立場が逆転していた感じがしました。正信に資金調達のことで相談したら織田に借りろと提案していて、まだ他にも何か言いたげな様子があったのは次回の伏線になっていそうと気になっています。

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「どうする家康」次回(#8話)の展開予想

第7話の最後で、家康は、一向宗に取り囲まれていました。第8話は、家康が本證寺から無理矢理米を奪ったことから始まった三河の一向一揆の全容が描かれるようです。どのようにして、家康は、第7話の最後のシーンのように敵に囲まれ、大ピンチを迎えることになったのか。そこが気になるところです。本證寺の門徒の中には、家康の家臣たちもいて、おそらく家康は家臣の何人かに裏切られ、あのような形になるのだと予想しています。そうやって民の心の苦しみや、この世の理不尽に触れ、ただプライドだけ高い若き統治者から、民の心に寄り添う良き統治者へと成長しようと、家康が心に固く誓って、成長するという形で三河の一向一揆の話は終わって欲しいと思っています。

城下の寺にお忍びで行った家康が、独断で年貢を取ることを決めていたので反対する裏切る家臣が出てくると思います。予告で地面に落ちた家康が映っていたので一揆で不利な状況になっていることは間違いないでしょうね。また野村萬斎さん演じる今川義元の声がしていたので、声だけか幻想で義元が登場するのも期待できそう。前回ラストで空誓上人が百姓に扮した家康を後から殿だったと気づいていた感じだったので再度直接対面もあるのではと思っています。上人に近い存在の女、千代も何か意味深そうなので気になっています。

「どうする家康」(#7話)の好きなキャスト

歩き巫女の千代を演じる古川琴音

今回、初めて登場した歩き巫女の千代を演じる古川琴音さんです。彼女は、朝の連続テレビ小説「エール」で主役である古山祐一の娘役として登場しました。その後、同じNHKのスペシャルドラマ「アイドル」では、主演を務め、歌唱力やダンスの才能も見せ、女優として新たな境地を見せてくれました。今回の千代の役でも、それが表れています。彼女は、存在感が独特で、役によってコミカルにもなれば、色っぽさも出せる素晴らしい女優さんです。そういう役幅の広さが、好きな理由です。あと、これは単なる歴史好きの妄想なのですが、武田信玄の配下の忍びの中に望月千代女というくノ一がいます。彼女は、普段は巫女として諸国を歩き回り、情報収集を行っていたそうです。名前の一部が一致することから、実は古川さん演じる千代は、この望月千代女なのではないかと、私は推測しています。私は武田好きなので、そんな理由もあって、千代という役とそれを演じる古川さんが好きです。

家康の母、於大を演じる松嶋菜々子

やはり家康の母、於大を演じる松嶋菜々子さんは注目しています。戦国にたくましく生きる女、母としての姿を描いていて瀬名が彼女の影響でどう成長していくのかが気になります。有村架純さん演じる瀬名も家臣たちから慕われていて可愛い感じが大好きです。お茶目な感じがありつつも家康にちゃんと意見する逞しさもあるところが魅力的です。また今回から登場した空誓上人が歌舞伎の市川右團次さんでしたが、言葉で民衆を引き付ける感じとちょっとちょい悪な感じもあってカリスマ感を感じました。頭越しにイイことを言うだけでなく、人間臭い感じがあるのが魅力的だと思います。

まとめ

無事に妻子と再会出来た家康ですが、実際はプライドばかり高い若き統治者(のつもり)であって、領内にまだまだ反対勢力が多く存在することすら知りません。そんな彼が、妻の瀬名の一言を機に、初めて自ら下々の民の暮らしを物見しようという気を起こし、実際に行動に移した。これは、大きな一歩だと思います。やはり、瀬名の存在感は、彼にとって大きいのだなと思いました。しかし、いざ行動に移して、彼は新たなモヤモヤ感を抱える羽目になります。その末に起こしてしまった本證寺から無理矢理米を奪い取るという所業。そして、それをきっかけにして始まる一揆。彼がこのピンチをどう乗り越えるのか。もしかしたら武田のくノ一かもしれない千代とは違いますが、ドラマの一視聴者として、その行く末を見届けたいと思います。

やっと瀬名と子たちが戻って来て良かったです。交換された鵜殿の息子二人がどうなったかは気になりつつも氏真が少し太守らしくなっていて欲しいと思っていますが、7話では登場せず残念でした。信長は美濃を平定しに向かうようだったので新たな動きがありそうなのが楽しみです。藤吉郎もクセのある感じがプンプンなので実力を発揮して偉くなる日が近そう。三河平定のための兵糧と資金のために一向宗の寺から年貢を取ることにした家康ですが反撃に合い、次回はさらに内部から裏切り者が出る事態になっているのでどう鎮めるのかが気になります。

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