トイレ掃除のエタノールで不具合やヒビ?使用上の注意事項とは?

トイレ掃除にエタノール(エチルアルコール)を含んだトイレ用のタオルなどが販売されており、人気ですが、トイレの便座やノブなどに不具合が生じる可能性があります。全部が全部というわけではないんですが、知っていないと、そのリスクが高まりますので注意が必要です。
実際に、トイレの便座などをアルコール除菌して便座のツヤが一発でなくなったという報告などもなされています。
除菌作用があって、速乾性もあり、とっても安全なエタノールですが、使用する場所や物品については、しっかり事前確認をしてから使う必要あります。

目次

トイレ掃除にエタノールが使われる理由(メリット)

トイレ掃除にエタノールを使用することにはいくつかの理由があります。
エタノールは消毒剤として広く使われており、特にトイレのような清潔さが重要な場所でその効果を発揮します。
以下がエタノールがトイレ掃除に必要な理由です。
ちなみに、アルコール消毒と一般的に言われるものは、エタノール(エチルアルコール)での消毒のことを意味します。

除菌作用が強い

エタノールは強力な殺菌能力を持つ消毒剤として広く使われています。エタノールは、細菌やウイルス、菌類の細胞膜を攻撃し、内部のタンパク質を変性させて微生物を無効化すると言われています。
消毒や除菌目的であれば約70%程度の濃度が効果的と言われていますが、すべての微生物に効果があるわけではありませんので注意が必要です。使用する際は適切な濃度のエタノールを選び、安全に使用することが大切です。
エタノールは、主に医療現場や家庭での手指の消毒、物の表面清掃に使われています。

トイレは雑菌や病原体が繁殖しやすい場所なので、エタノールで定期的に消毒することは衛生的な環境を維持するのに役立ちます。

消臭作用

エタノールは消臭能力も持っています。これは主に、臭いの原因となるバクテリアを殺菌することにより臭いを減らすことから来ています。加えて、エタノールの高い揮発性が、臭いの元となる成分を空気中に拡散させ、消臭効果をもたらします。さらに、油性の汚れを分解する能力によって、それに由来する臭いも軽減されます。
これらの作用により、エタノールは素早く臭いを消すことができます。
これらのことから、エタノールは家庭やオフィスなどで発生する様々な臭いに有効な消臭剤としても利用されています。

エタノールは悪臭の原因となる細菌を除去することで、トイレの臭いを減少させることができます。

速乾性

エタノールはその高い揮発性により、迅速に乾燥する特性を持っています。これはエタノールが常温で簡単に蒸発し、塗布された表面をすばやく乾かすことを意味します。
この速乾性は、手指消毒や物品の表面清掃において特に有効です。消毒後の乾燥が早いため、作業効率が高まり、手荒れのリスクも少ないです。ただし、注意事項としては、その揮発性の高さから、使用時には換気と火気への注意が必要です。
エタノールはさまざまな場面での清掃や消毒に幅広く活用されています。

掃除後のトイレを早く使用できるようになり、水分が残ることによる雑菌の繁殖を防ぐことができます。

汚れの除去

エタノールは、特に油性の汚れ、例えば皮脂や手垢などを効果的に溶解し、油分を含む汚れを簡単に取り除くことができます。通常、油性の汚れは水と混ざりにくい性質を持っています。しかし、エタノールは油分を分解し、水に混ざりやすくすることで、油性の汚れを効果的に除去します。
また、エタノールは滑らかな表面の汚れに対しても効果的で、特に金属やガラスの清掃などに適しています。

トイレの便座やハンドルなど、手が触れる部分の清掃に特に適しています。

安全性

エタノールは一般に安全な消毒剤として知られていますが、使う際にはいくつかの注意が必要です。最も重要なのは、エタノールが高い揮発性を持っているので、換気しながら使用するようにしましょう。
寒気せずに、気化したエタノールが集まると、呼吸器に影響を与えたり、火災の危険性を高めるリスクがあります。
また、可燃性があるため、火の近くでの使用や保管は避けなければなりません。
皮膚や目に頻繁に触れると刺激を感じることがあり、特に消毒に使う場合は70%程度の濃度が適切です。
誤飲のリスクもあるので、子供の手の届かない場所に保管しましょう。これらの点に注意してエタノールを使用すれば、その安全性を最大限に保つことができます。

適切に使用すれば、エタノールは人体に安全であり、家庭での使用に適しています。ただし、揮発性が高いので、換気を良くするなどの注意が必要です。

トイレ掃除のエタノールで不具合やヒビの原因(デメリット)?

アクリル樹脂に使用すると不具合(ヒビなど)の原因に

エタノールをアクリル樹脂に用いると不具合が生じる理由は、エタノールがアクリル樹脂を溶かしたり損傷を与える可能性があるからです。
ですので、できるだけエタノールを直接アクリル樹脂に使用することは避けた方がいいです。特に高濃度のエタノールになるとアクリル樹脂により大きいダメージを与える可能性があります。


どうしてもエタノールを使用する際には目立たないところで一度テストをしてから使うのが無難です。そしてエタノールを布などで使用する際には柔らかい布やスポンジを使用して優しく拭き取ることが推奨されています。

ポリスチレン(PS)製品に使用すると白濁の原因に

エタノールはポリエチレンの表面を溶かしたりすることがありますので、できれば直接エタノールを使用するのは避けた方がいいです。せっかくきれいな状態なものを、エタノールを使用することで見た目が悪くなってしまう可能性があります。

ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)製品には通常は使用可能

消毒液のスプレー容器にも使われることもあり、ポリプロピレン製品やポリエチレン製品は、一般的にエタノールに対して耐性がありますので使用は可能です
しかし、製品によってはエタノールに反応する可能性があります。ですので、やはり使用する前には一度目立たない部分で試してから使うことがいいと思います。やはり高濃度のエタノールであればプラスチックの劣化を促進させる可能性があるため、いくら体制があるとはいえ使用は避けた方が無難だと思います。

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トイレ掃除にエタノールを用いる際の使用上の注意事項

プラスチック製品への使用はヒビや変色のリスクがある

エタノール(エチルアルコール)は、優れた除菌消臭作用があり、比較的安全に使用できるという利点がありますが、やはりプラスチック製品へ使用する際には、ひび割れや変色のリスクがあるということを理解しておく必要があります。


自宅にあるトイレのメーカーのホームページやカタログなどには清掃する際の注意事項が書かれてあります。使用する洗剤の種類などについてもメーカー推奨のものが書かれてあったりします。
エタノールを使用する際には一度確認をしてから使用した方が無難だと思います。

アルコール除菌でトイレ用と書かれてあっても、注意書きをよく見ると、使用場所などの説明で、「場所により使用できない場合がございます」などの記載があります。

エタノールの揮発性によるリスク

エタノール(エチルアルコール)は高い揮発性がありますので、使用する際には十分に換気をしながら行う必要があります。
密閉した部屋で長時間エタノール製品を使用するとエタノールの蒸気が蓄積して呼吸器へ刺激を与えたり、火災のリスクを高める可能性もあります。

皮膚への刺激

特にアルコールに敏感な方の場合、皮膚に刺激を与えることがありますので、場合によっては皮膚の炎症を引き起こしたりすることにもつながります。ですので、アルコールに敏感な方の場合、エタノールを使用する際には手袋、ゴーグルなどをすることが必要です。

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