3人制バスケ(3×3)の勝敗の決め方とは?5人制とのルールの違いも!

3人制バスケ(3×3)のルールについて調べてみました。2021年の東京オリンピックで実施されるバスケットボール競技のひとつですが、意外と知らないルールがあります。

5人制のバスケットボールと比べると点数の入り方などもかなり違います。いわゆる5人制バスケットボールで普通に行われるスリーポイントシュートというのは3人制バスケットボールにはありませんし、勝敗の決め方についても特殊な方法で決められます。今回は3人制バスケットボールの主なルールについて書いています。

東京オリンピックの3人制バスケ(3×3)の競技を見る際の参考にしていただければ幸いです。

目次

3人制バスケ(3×3)の特徴(5人制との違い)

チームの人数

3人または4人です。3人の場合は、3人全員がプレイヤーとして参加しますが、チームの人数が四人の場合、一人は交代要員です。

ちなみに5人制バスケットボールの場合、プレイヤーは5名ですがそれ以外に7名の合計12名が登録可能となっています。

競技時間

公式の試合であれば10分が競技時間となっています。

5人制バスケットボールの場合は、10分間の4回実施されますので合計40分が試合時間となっています。

ゴールした場合の点数

フリースローの場合の点数は1点です。

アーク(ゴールエリア)の内側から入れられた場合の点数も1点です。

アーク(ゴールエリア)の外から入れた場合の点数は2点です。

責められているチームがディフェンスをしてそのボールを弾いたりタップしたりしてゴールに入った場合、守りをしていたチームの得点となります。この場合、どこでそのボールを弾いたりタップしたかが重要になります。その場所がアーク(ゴールエリア)の内側で実施された場合は1点、外側で実施された場合は2点となります。この場合重要になるのが、ディフェンスしていたチームがしっかりディフェンスすることでたまたまゴールした場合が点数として認められるということになります。

もし、攻めてきているオフェンス側のボールをディフェンスしているチームが取ってわざとゴールに入れても点数とはなりません。

5人制の場合は、フリースローは同じ一点ですが3ポイントシュートの場合はスリーポイントラインの外側からなら3点、T ポイントの内側からなら2点となっています。

タイムアウトについて(回数・時間)

チームごとに1回のタイムアウトが認められていますので、最大で2回のタイムアウトがゲーム中に実施されることになります。またそのタイムアウトの時間は、30秒間と決められています。

5人制の場合は前半で2回後半で3回のタイムアウトが可能となっています。

3秒ルール

アーク(ゴールエリア)のエリア内には3秒以上止まると反則となります。ですのでそのエリア内には3秒に達する前にでないといけないことになります。

5秒ルール

簡単に言うとボールを5秒を越えて持ち続けることは反則となります。ですのでボールを持ってプレイしている場合5秒以内にパスやドリブルをする必要があります。もちろんゴールにめがけてシュートをすることも OK です。ずっと5秒を超えて保ち続けることが禁止されているということになります。

ただしゴールエリア内ではドリブルをしていても5秒を越えてボールを保持することはできません。ですのでご令れないではドリブルを知っている場合でも5秒以内にパスまたはシュートをする必要があります。

フリースローについて

オフェンス側の選手がゴールにショットをしようとした場合に、ディフェンス側の選手からファウルをされた場合、オフェンス側の選手にフリースローが与えられます。フリースローが成功した場合はもう一本フリースローをすることができます。

また、ファウルをした場合、そのファウルは個人の選手に記録されるわけではなくディフェンス側のチームのファウルとして記録されます。ただし、そのファウルの回数が7回以上になった場合、相手チームに与えられるフリースローは、ペナルティとして2回になります。

ファウルの回数が10回以上になった場合は、さらにペナルティが課せられ、フリースロー2回に加えて攻撃権がディフェンス側のチームに与えられます。ですのでディフェンスとオフェンスが入れ替わるということになります。

チェックボールについて

3人制バスケ(3×3)の特長のひとつで、5人制バスケットボールではこのルールはありません。チェックボールは、オフェンス側が攻撃を開始するタイミングを決める方法を考えることができます。

すなわち、攻撃側のオフェンスが攻撃を開始する時間というのは、ディフェンス側が持っているボールを攻撃側のオフェンス側にパスやトスしたりすることで試合が開始されることになります。チェックボールは、試合開始の時とかボールが一旦、外に出た場合などにも実施されます。チェックボールを行う前には選手交代も可能となっています。(逆に選手交代するにはチェックボールの前に行う必要があります。)

3人制バスケ(3×3)の勝敗の決め方

規定の時間内に早く21点に到達したチームの勝利となります。もし規定の時間内に21点到達していなかった場合、サドンデスルールが適用され先に2点を取ったチームが勝ちとなります!

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