衣替えのときに悩みやすいのが、服の入れ替えそのものよりも収納です。特に冬物は厚みがあり、ニットやアウター、パーカーなどがかさばりやすいため、何も考えずにしまうとクローゼットや収納ケースがすぐいっぱいになってしまいます。
実際、衣替え収納では、服の種類ごとに収納方法を変えること、立てて入れること、圧縮袋や収納ケースを使い分けることが大切です。
また、収納は見た目を整えるだけでなく、次の季節に取り出しやすくするためにも重要です。たたみ方が雑だとシワや型崩れの原因になり、詰め込みすぎると湿気がこもりやすくなります。
この記事では、衣替え収納をラクに進めるコツと、クローゼットがすっきり整いやすいたたみ方を分かりやすく解説します。
衣替え収納の前に服を分けると失敗しにくい
衣替え収納をうまく進めるには、最初に服を分けておくことが大切です。
まずは、次の3つに分けると整理しやすくなります。
- 着る服
- しまう服
- 保留にする服
このひと手間を入れるだけでも、収納量をかなり減らしやすくなります。必要な服だけを残しておくと、クローゼットや引き出しに余裕ができ、出し入れもしやすくなります。
特に、一度も着なかった服や、サイズが合わなくなった服をそのまま戻してしまうと、次の衣替えでもまた同じ手間がかかります。ただ詰め込むのではなく、見やすく整った状態を長く保てるように考えることが大切です。
さらに、収納前に服の量を見直しておくと、どの収納用品が必要かも判断しやすくなります。少量ならハンガー中心でも足りますが、厚手の服が多い場合は収納ケースや圧縮袋を組み合わせたほうが効率的です。
ポイント
収納は、空いている場所に押し込むよりも、アイテムごとに置き場所を決めておくほうが散らかりにくくなります。
たたみ収納は立てて入れると取り出しやすい
衣替え収納で使いやすい方法のひとつが、たたんだ服を寝かせて重ねるのではなく、立てて入れる方法です。
Tシャツやカットソーは、コンパクトにたたんで収納ケースに立てて入れると、場所を取りにくく、どこに何があるか分かりやすくなります。重ねる収納は下の服が取り出しにくくなり、上から押さえられてシワがつきやすくなるため、日常的には立てる収納のほうが便利です。
また、厚手の服はそのままたたむと厚みが出やすいため、形をそろえて折ることが大切です。
立てて収納しやすいたたみ方の基本
- 肩幅に合わせて左右を内側に折る
- 縦長の形に整える
- 最後に三つ折りにして自立しやすくする
この形でそろえておくと、収納ケースの中でも見た目が整い、枚数も把握しやすくなります。
コツ
省スペースを目指すなら、同じ幅でそろえて立てて入れることを意識すると、クローゼット全体がかなり整いやすくなります。
ニットやパーカーはハンガーよりたたみ収納が向く
ニットやパーカーのような厚手の服は、ハンガーにかけっぱなしにすると、生地の重みで伸びたり、肩に跡がついたりしやすいです。そのため、シーズンオフの保管では、たたんで収納する方法が向いています。
特に、着る頻度が高くない期間は、ケースに入れて保管したほうが省スペースです。厚手の服はかさばりやすいですが、きちんとたたんでまとめることで収納しやすくなります。
また、ニットをただ重ねるだけでは取り出しにくくなるため、種類ごとに分けておくと便利です。
ニットやパーカーの分け方の例
- 薄手ニット
- 厚手ニット
- パーカー
- 部屋着
このように分けておくと、次の季節に探しやすくなります。収納ケースの中で仕切りを使うのも効果的です。
アウターやジャケットはハンガー収納が向いている
コートやジャケット、スーツのようにシワや形崩れを避けたい服は、ハンガーにかけて収納するのが向いています。
たたんでしまうと折り目が残ったり、厚みで形が崩れたりしやすいためです。次の季節にすぐ着られる状態で保ちたいなら、ハンガー収納のほうが実用的です。
また、厚手のアウターには、肩に厚みのあるハンガーを使うほうが安心です。細いハンガーだと肩のラインが崩れやすく、型崩れの原因になります。
ハンガー収納に向く服
- コート
- ジャケット
- スーツ
- シワを避けたいシャツやブラウス
クローゼットに余裕があるなら、シワを避けたい服はつるす、伸びやすい服はたたむという使い分けがいちばん実用的です。
圧縮袋は便利だが向く服と向かない服がある
収納スペースが足りないときに便利なのが圧縮袋です。ダウンや厚手の冬物など、かさばる衣類をコンパクトにできるため、押し入れや収納ケースのスペースを有効に使いやすくなります。
特に、次の季節まで取り出す予定がない服には向いています。
ただし、圧縮袋はどんな服にも向いているわけではありません。シワがつきやすい服や、ふくらみが大切な衣類には注意が必要です。
圧縮袋が向くもの
- かさばる冬物
- 厚手のパーカー
- 使用頻度の低い季節物
圧縮袋が向かないもの
- シワがつきやすいシャツ
- 型崩れを避けたい服
- ふくらみを保ちたい衣類
注意点
圧縮袋を使うときは、詰め込みすぎず、平らにたたみ、衣類に合ったサイズの袋を選ぶことが大切です。
収納ケースは詰め込みすぎずラベルを付けると使いやすい
収納ケースは、空いているだけ入れるよりも、少し余裕を持たせて使うほうが管理しやすいです。ぎゅうぎゅうに詰めると服が取り出しにくくなるだけでなく、ケースの中で空気がこもりやすくなります。
湿気やカビを防ぐためにも、防虫剤や除湿剤を併用しながら、ゆとりを持って収納することが大切です。
さらに、ケースの外側にラベルを付けておくと、次の季節に探す手間を減らせます。
ラベルの例
- 冬ニット
- 秋用トップス
- 子ども服
- 部屋着
収納した本人は覚えていても、数か月後には意外と中身を忘れやすいものです。ラベルがあるだけで、中を何度も開けずに済み、衣替えのたびに迷いにくくなります。
衣替え収納をすっきり見せるコツ
衣替え収納では、ただ入るだけ詰め込むよりも、見やすさと取り出しやすさを意識したほうが結果的に使いやすくなります。
すっきり見せるためには、次のポイントを意識すると効果的です。
- 服の量を先に見直す
- たたむ服とつるす服を分ける
- たたむ服は幅をそろえる
- 収納ケースは詰め込みすぎない
- ラベルを付けて中身を分かりやすくする
こうした小さな工夫だけでも、クローゼットや押し入れの使いやすさはかなり変わります。
まとめ
衣替え収納のコツは、まず服を分けて量を見直し、そのうえで服の種類ごとに収納方法を変えることです。
Tシャツやカットソーは立てて収納しやすく、ニットやパーカーはたたみ収納、アウターやジャケットはハンガー収納が向いています。圧縮袋はかさばる服に便利ですが、シワや型崩れに注意しながら使い分けることが大切です。
ただしまうだけではなく、見やすさ、取り出しやすさ、服の状態の保ちやすさまで考えて収納すると、次の季節がかなりラクになります。収納用品に頼りすぎる前に、分け方とたたみ方、つるすかたたむかの使い分けを整えることが、いちばん効果の大きいコツです。
衣替え収納で迷ったら、まずはこの3つから始めるのがおすすめです。
- 着る服、しまう服、保留の服に分ける
- たたむ服は立てて収納する
- アウターはハンガー、ニットはたたみ収納に分ける

