NHK の連続テレビ小説おかえりモネで百音を演じる清原果耶さんが天気予報の勉強のために絵本を参考にすることになりました。その絵本のタイトルや購入方法や作者について調べてみました。
この絵本は、これは阪口健太郎さん演じる菅波が百音にアドバイスしたことを百音が行動に移したことによります。
最初、百音はそういうつもりではなかったようですが、気象予報士の試験の本をいきなり勉強するよりは「永浦さんの場合、最初は優しい絵本みたいな本を参考にして行った方がいいんじゃないですか?」という菅波のアドバイスからに寄ります。
これは、バスの中で百音が菅波と一緒に帰る時にアドバイスされた言葉です。
おかえりモネで使われた絵本のタイトル
菅波先生に言われた通り、絵本から天気の勉強をはじめました。
— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) June 16, 2021
圭輔くんの小学校でモネが手に取った天気の絵本。実は美術スタッフの手作りなんです☀
イラストがとってもかわいらしいですね☁#おかえりモネ #朝ドラ pic.twitter.com/S6xsvHefVq
てんきのふしぎ(そらをみてみよう!)
ドラマの中で実際に使われた本のタイトルは「てんきのふしぎ(そらをみてみよう!)」です。
この本を作ったのは、NHK の美術スタッフの手作りなんです。なので、全くこの本と同じ本を購入することはできません。でも、モネが参考にした内容が書かれた元の本は「天気のふしぎえほん」のようです。
タイトルもほとんど同じですので、この本に間違いないと思います。この本であれば購入することは可能です。
天気監修の斉田さん(@tenki_saita)、子ども向けの天気の本も書いておられます。授業で提供したこともありますが、とても使いやすかったです。
— MIYABI.+@防災士×司書 (@rhyth_miyabi) June 15, 2021
この本は、光村図書という会社の国語の教科書(5年生)に、おすすめ本として紹介されています。 #おかえりモネhttps://t.co/TMe2yb6F3T
天気のふしぎえほん
おかえりモネで使われた(元となった)絵本は、「天気のふしぎえほん」というタイトルの本です。全部で47ページの本になりますが、おかえりもねでも紹介されたように天気に関する不思議が色々まとめられている本になります。目次の中ではどんなものがあるかと言うと・・
最近日本の天気がおかしくなっているぞ!
世界の天気もおかしいぞ!
天気は空気の重さが作る
空気は湿っている
海と天気の関係
どうして雨が降るの?
いろんな雲があるよ
寒いところでは雪がふる
雪や氷のいろいろ
ピカゴロゴロ・・かみなりだ!
雲はどうして動いているの?
台風はどうしてできるの?
台風はどこからくるの?
たつまきがやってきた!
にじはどうしてできるの?
むかしの人は、どうやって天気を予想したの?
天気予報はどうして当たるの?
天気図を見てみよう
日本の四季と天気
天気予報のいろいろ
天気予報はこんなところで役立っている
「天気のふしぎえほん」より
これからドラマの中でもまたこの本が使われるかもしれませんね。
絵本の購入方法
おかえりモネで使われた絵本と全く同じ絵本は、美術スタッフの手作りのため購入することができませんが、この絵本の元となった本については購入することができます。
天気のふしぎえほんは、Amazon でも購入できます。すでに児童書の絵本の中でカテゴリー(児童書の理科)では、ベストセラー1位になっている本です。試し読みもできますので、Amazon などで中を確認して見てください。
47ページなんですが、とてもよく出来た本なので天気予報に関して勉強するには本当に最適な本だと思います。
おかえりモネで使われた絵本の作者
斉田季実治(さいた きみはる)
天気のふしぎえほんの作者である斉田季実治(さいた きみはる)さんと子供達の様子です。やさしいパパですね。
ちなみに、ここで読まれている「ろっかのきせつ」という絵本はこちらです。
斉田季実治(さいた きみはる)さんは、ニュースウォッチ9に出演されている気象予報士であり、おかえりモネの気象に関する検証(気象考証)を担当されている方でもあります。
生年月日は1975年10月3日生まれで、2011年6月現在で45歳になられます。気象予報士でもあり防災士の資格もお持ちです。出身地は熊本県で血液型は B 型です。熊本県立済々黌高等学校を卒業後、北海道大学水産学部に入学。大学3年の時に気象予報士の資格を取得されており卒業してからは北海道文化放送に入社されています。
その後報道記者となられていますが、医療裁判のドキュメンタリー制作に関わったことなどから一時は医師への道を進まれます。最終的には気象予報士の道に進むことを決意されます。
2006年に熊本に帰って NHK熊本放送局の気象キャスターを3年半務められており、2010年からは東京の気象キャスターオーディションに合格し NHK の報道番組でも活躍されています。NHK のニュースウォッチ9では2016年から現在に至るまで気象予報に関する情報を発信されておられます。