女神の教室9話のネタバレ感想!次回10話で最終回はどうなるか予想!

女神(テミス)の教室の第9話を視聴してからのネタバレ感想を書いています。いよいよドラマの終盤に差し掛かりました。最終回にむけてどんな展開になるのか気になるところです。次回第10話についての予想についても書いていますので参考にしてみてください。

目次

女神の教室の前回(8話)のあらすじ、見どころ

照井は、挑んだ司法試験に落ちてしまい、学校に戻れなくなるほど落ち込んでしまいます。仲間達が何度も連絡を取ろうとしますが返信も無い程でした。そんな照井を学校に戻すため、柊木は皆に協力を仰ぎ、学生時代に自らがやっていた法律クイズをしながら照井を学校まで誘導します。その作戦のおかげで照井は再び前を向いて歩こうと決めるのでした。一方で、真中は、妹から仕事の相談をされます。聞けば、一度した小さなミスだけで、仕事を振ってもらえなくなり、やりがいを見失ったと言うのです。上司の言動がパワハラにあたるのではないかと懸命に調べる真中の姿を見た柊木は、授業内で事例として提示し、皆にも考えてもらいます。皆からの客観的かつ多方向からの意見を聞いた真中は、冷静に妹と話し合うことを決めたのでした。この回では、照井と真中が、それぞれの悩みを仲間の協力を経て解決していく過程が、見どころになっています。

女神の教室(9話)で感動したシーン

柊木が学生たちと課外授業に出掛けたシーン

柊木が、学生たちを連れて、安藤の事務所まで課外授業に出掛けたシーンが感動的でした。最初は、天野同様に、何故被害者として苦しい思いをしている少女の母親が、加害者として反省をしなければならないのかと疑問しかありませんでした。しかし、今は加害者としての立場を救わなくてはならない、その上で、今度は被害者として相談に乗るという安藤のやり方を見て、弁護士としてきちんと少女の母親に寄り添う気持ちがあるという事が強く伝わってきて、最終的には感動しました。

ひまわりちゃんが照井さんに気持ちをぶつけているシーン

照井さんにひまわりちゃんが進路に迷っている気持ちをぶつけているところ。周りの人たちが輝いて見えて、自分は何も目的や目標が持てずにいるのではないかと悩んでしまう気持ちがわかります。実務演習でさまざまな裁判について検証すればするほど、裁判官として他人を裁くことの責任の重さにうちひしがれてしまいます。自信満々だった照井さんもそんな仲間を見て、鉄拳をふるうことなくて、悩み始める人間味あるところをみせます。

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女神の教室(9話)で気になるシーン

藍井が自分の考えを柊木の元まで持ってきたシーン

藍井が、自らが考えた、『津山の死と松下による犯罪の見解』を柊木の元まで持ってきたシーンが気になりました。結局は柊木には渡せませんでしたが、今までの藍井からは想像が出来ない姿でした。またその際、天野に対して悩んでいた柊木に、貴女が教えたやり方であるため自業自得だと言い放った様子に違和感がありました。個人的には、「自分も考えてしまうようになった一人だ」と伝えたいように見えました。津山達の見解を記したのも、藍井にとっては、自らの行動に戸惑うことだったのでは無いかと気がかりでした。

藍井先生が自分の変化に驚いているシーン

藍井先生はいままで合理的に罪を問う裁判を目指し、そして、実務演習や授業においても国家試験合格に向けても無駄を嫌った授業をしていました。しかし、柊木先生に影響を受けた藍井先生が津山が不審な死をとげていることに関心をもったり、なぜ警察官としての職を問われるような事態になってまで、犯罪を犯したかもしれない人を追いかけ続けるのか興味を持ってしまいます。そんな自分に戸惑ってしまい、自分の変化にびっくりしてしまいます。

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女神の教室の次回(10話)の予想

二人でロースクールの教師としてタッグを組む?

まず、藍井が刺されてしまった事により、風見の『罪に問われない犯罪を許さない』という本質が確かなものになったと感じます。風見は恐らく逮捕され、津山の死にも関わっていたことが明らかになるのではないかと予想します。その上で、柊木だけでなく、学生達も、風見を救いたいと事件の検討を再度行い、風見の心を救うと共に、風見の代わりに、松下の犯罪を証明してくれるのではないかと考えています。藍井も命は取り留め、風見のために動いた柊木にまた嫌味の一つでも言って、元気な姿を見せ、また二人でロースクールの教師としてタッグを組むのではないかと予想しています。

妹が昔性被害を受けて声が出せなくなった警察官の妹さんが少しずつ話せるようになり、柊木先生や学生たちと接点を持つ気がしています。そして、警察官は自分のやり方が強引ではなかったかと考え直すと思います。

女神の教室(9話)で気になるキャスト

天野向日葵役の河村花

天野向日葵さんが好きです。当初は、大人しく意志の弱いような印象を持っていましたが、実際は、きちんと法律に向き合い、親のスネをかじることも嫌い、自らの力で自らの未来を切り開こうとする姿勢が、とても好印象です。心優しい部分もありますが、一方でその優しさから、被害者やその周りの人に感情移入してしまうことも少なくありません。そこがまた人間味溢れる印象で、法律家としてはまだまだとは思いますが、一人の人間としては好きな人物です。

藍井先生の人情味あふれる人柄

藍井先生が実は人情味あふれていて、自分の変化に戸惑ってしまうほどピュアな人柄に魅力を感じてしまいます。柊木先生のことを始めは疎ましいと思っていたのに、コーヒーの大きさのことで張り合ってみたりと、意外と子供っぽいところも可愛らしいです。自分の仕事に対してもただ無駄を省いてきたつもりなのに、知らず知らずのうちにやりがいを求めていたことに気づいて、少しずつ柊木先生と接点を持とうとするところも素敵だなと思います。

女神の教室(9話)の感想(まとめ)

改めて、法律というものは完璧ではないし、それを扱う法律家も、決して完璧ではないと感じました。法律があるから救われる被害者も居れば、法律があるから逃れてしまう加害者もいるという事実は、悔しいですが仕方のないことだと、素人の自分でも伝わりました。そして、その法律を元に、法律家は裁判を行い、裁判長は判決を下さなければならないという事実に、法律家の心のすり減りを察しました。何気なく流れる裁判のニュースですが、その中には、法律家の苦悩が詰まっているのだと気付かされた回でした。

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