どうする家康でお万(長勝院)の最期！キャストの松井玲奈についても！

NHKどうする家康でお万(長勝院)の最後がどんなだったのか気になったので調べてみました。お万(長勝院)は、瀬名から疎まれ、お万(長勝院)と家康の間に生まれた子供を認めさせなかったと言われています。お万(長勝院)を演じる松井玲奈さんについても書いていますので参考にしてみてください。松井玲奈さんと有村架純さんが対決することになりそうですね〜！

お万（＝長勝院）の父親と母親について

三河国知鯉鮒明神の社人の志摩守・永見貞英の娘とされています。地元の知立では、お万の方の母親は家康の母方の祖父・水野忠政の娘であると言われており、家康の母・お大の方の姪、家康にとっては従姉妹になるという説がありました。

お万（＝長勝院）と家康、瀬名、お葉との年齢差について

お万の方（松井玲奈）は1648年の生まれで、家康（松本潤）より5歳年下です。瀬名（有村架純）は家康と同い年か少し年上とされています。もう一人の側室・お葉（西郡局／北香那）の生まれ年ははっきりしていません。

お万（＝長勝院）に関係した有名なエピソード

瀬名（築山殿）から疎まれる

お万の方（松井玲奈）は家康（松本潤）の正室・築山殿（瀬名／有村架純）の侍女として仕えていましたが、家康のお手が付き、次男の於義伊（おぎい・後の結城秀康）を産んだとされています。しかし、築山殿がそのことを許さず、お万の方は浜松城から追われ、近郊の宇布見村（現在の浜松市西区・雄踏町）の中村家で於義伊を出産しました。お万の方は築山殿に認められなかったことから、当時は正式な側室としては認識されていなかったのではないかという説があるそうです。

お万（＝長勝院）の子供について

家康の子としては認知されなかった？

家康との間に於義伊が1574年に生まれましたが、11歳で豊臣秀吉の養子となり、大阪で元服を迎えて秀康と改名しています。その後に結城氏の姫・鶴子と結婚して婿養子となり、結城秀康を名乗りました。しかし、本来は次男であったはずの於義伊はその出自から家康から重用されることなく、幼い頃には合うことすら叶わなかったと言われています。政略の駒として豊臣側に養子に出され、将軍職は同じく側室の息子である三男の秀忠に譲られてしまいました。母子ともに戦乱の世を生き抜きましたが、かなりの苦労人であったと考えられています。

これらの原因には、正室の築山殿（瀬名）が、深く関わっていたと言われています。どうする家康では、この部分が描かれると思います。瀬名のダークな部分が垣間見えるシーンになりそうですね。

お万（＝長勝院）の最期について

息子を看取った後、北ノ庄で

息子の結城秀康が関ケ原の戦いの後に北ノ庄城（現在の福井城）の城主に任じられたため、母のお万の方もともに北ノ庄に移り住みました。お万の方が40代前半のことと考えられています。それから10数年を北ノ庄で暮らし、秀康の死を看取ることとなりました。その後を継いだのは秀康の長男・忠直です。その庇護のもと、晩年を過ごしたお万の方は元和5年（1619年）、北ノ庄で死去しました。享年は72歳であったと言われています。おそらくその最期の日々は、戦が収まった世の中で、出家して穏やかに過ごしていたのではないでしょうか。

お万（＝長勝院）の性格について

芯の強い女性

家康のお手つきで息子を産んだとはいえ、側室としてはその待遇が酷いものだったと推察されるお万の方は、その時期からかなりの苦労人であったのでは、と思われます。そのうえ、幼くして我が子・於義伊を豊臣家の養子に出すために手放さざるを得ず、寂しい人生だったのではないでしょうか。しかし、逞しく激動の時期を生き抜いたお万の方は後に成長した於義伊＝秀康とともに北ノ庄で暮らし、晩年は穏やかだったのではないかと推察します。芯の強い女性であったことは間違いないでしょう。

お万（＝長勝院）を演じる松井玲奈さんについて

有村架純さんの瀬名とバチバチのライバル関係

もともとはアイドルでSKE48、乃木坂46のメンバーだった松井玲奈さん。最近は若手実力派の女優として目覚ましい活動をしています。この数年、ほぼ途切れることなくドラマや映画に出演していて、NHKでは朝ドラ「まんぷく」や「エール」で素晴らしい存在感を表していました。そんな松井玲奈さんが久々の時代劇で、初めての戦国時代の女性を演じます。史実からすれば、有村架純さんの瀬名とバチバチのライバル関係になる可能性もあり、その辺りのお芝居がどう演出され、どう演じられるのかがとても楽しみです。