草刈り鎌の選び方!ホームセンターで買えるおすすめ製品とは?

草刈り鎌にはいろんな種類がありますが、草刈鎌をホームセンター等で買う際の選び方について自身が体験したことをもとに、おすすめの草刈り鎌について書いてみました。軽くて使いやすそうな鎌を何も考えずに購入して使っていましたが、数ヶ月で使えなくなったり破損したりすることを経験しました。何回か失敗したのを元にして、しっかり選んだ現在の鎌は、数ヶ月間かなり酷使していますが、全く大丈夫です!園芸や農作業の初心者の方には参考になると思います〜!

目次

草刈り鎌の種類

いろんな種類の草刈鎌があります。
説明と同時におすすめできる製品を掲載しています〜!

薄鎌(うすがま)

ガーデニングなどでも使える鎌です。文字通り、刃が薄いので軽くて扱いやすく長時間の作業でも疲れにくいです。ただし強度は弱いので主に柔らかい草を刈るのに使います。その他、家庭菜園で作った農作物を収穫する際にも使えます。柄の長さは、30〜40センチ程度です。

<おすすめの鎌>

中厚鎌(ちゅうあつがま)

一般的な草刈りに使用するのに適した鎌です。薄鎌より刃の厚みがあり、ススキなどの硬い草でも大丈夫です。ただし、選び方のところでも書いていますが、中厚鎌と言っても色々ありますので、強度に関してはピンキリだと思います。柄の長さは、30〜40センチ程度のものから、長い柄(1050mm程度)のものがあります。

<おすすめの鎌>

厚鎌(あつがま)

中厚鎌よりもさらに厚い鎌です。かなりしっかりした作りとなっているため、硬い草だけではなく、小枝など難なく切ることができます。ただし、しっかりしている分、重量が重いので長時間の作業には不向きです。体力が入りますので、力の弱い人や子供などが使用するには不向きです(危険です)。体力に自信がある人は、大抵のものは切れますのでおすすめです。

<おすすめの鎌>

鋸鎌(のこぎりがま)

除草作業だけではなく稲刈り作業用にも使われるのが鋸鎌(のこぎりがま)です。歯の部分がノコギリ状になっているのでノコギリ鎌と言われます。草の根元などに突き刺して切ることも簡単にできるのも特徴のひとつです。薄く作られる場合が多いので耐久性に関しては製品によってかなり差があります。

<おすすめの鎌>

三角鎌(三角ホー)

草刈鎌とはまた違うかなり便利な道具が三角鎌です。下にあげている三角鎌は、長い柄がついているものですが、短いタイプのものもあります。おすすめはやはり長い柄のものです。立って作業ができますので楽に長時間の作業ができます。

ちなみに、この三角ホーは、刃の部分には鋼(はがね)が使われています。ヘッド部分、やボルトには炭素鋼SK-5が使われておりかなり頑丈です。

ホームセンターでの草刈り鎌の選び方

用途

やはり用途によって適切な道具を使った方が効率的です。ガーデニング用や柔らかい草に使用する場合には比較的軽めの薄鎌、鋸鎌(のこぎきがま)、三角鎌(三角ホー)が適しています。もちろん中厚鎌や厚鎌も使えますが、オーバースペックであり疲れやすいというデメリットもあります。三角鎌に関してはガーデニング用であれば、それほど強度が強くなくても十分使用できます。ただし、長期間使う事を考えると鋼付きのものがおすすめです。

ガーデニング用(柔らかい草)

薄鎌、鋸鎌(のこぎきがま)、三角鎌(三角ホー)

比較的固い草の除草作業には、中厚釜以上のスペックが必要です。薄鎌やホームセンターなどで販売されている鋼がついていない汎用品などを使用すると、刃が弱いのですぐに使えなくなってしまいます。

根が張った雑草、カヤなど比較的硬い草

中厚鎌、厚鎌、三角鎌(三角ホー)

柄の長さ

ガーデニングなどのちょっとした作業をするのであれば、全長が40センチ程度の鎌(柄の長さは35㎝程度)や鋸鎌(のこぎりがま)などが使いやすいです。
長時間の作業や範囲の広い場所の除草作業では、立って作業が出来るぐらいの長い柄のついた鎌が圧倒的に作業効率が良くて疲れにくいです。

刃の材質

結論的にいうと、鋼付き(できれば青鋼)のついた鎌がおすすめです!

錆に強い材質で、安価です。100円均一などで販売されている草刈り鎌についてはほとんどがこのステンレス製です。切れ味については購入当初はよく切れますが、しばらく使っていると切れにくくなってきます。ハードな使い方には向いていない材質です。刃を研ぐのにはあまり向いていない素材です。

全体的に鋼(はがね)が使われており、ステンレス製のものに比べると一般的に切れ味が良いです。耐久性についても比較的あり、切れなくなっても刃を研ぎ直すことが簡単にできます。ステンレス製に比べると錆びやすいです。

刃の先端に非常に硬い特殊鋼が使われているため、長期間使っても切れ味は抜群です。切れなくなっても刃を研ぎ直すことが容易にできます。プロ用の道具として使われています。ステンレス製に比べると錆びやすいため、使用後には乾いた布などで水分を取っておけば大丈夫です。使用する前には、できればダイヤモンドシャープナーのようなもので軽く刃を研いでから使うのがベストです。
草刈り鎌の種類のところで紹介している製品については、この鋼付のものです!

私も愛用しているダイヤモンドシャープナーです。
これで十分です!!

片刃と両刃の違い

鋼の入っている部分が端の方に偏っているため、片刃には、右利き用と左利き用のものがあります。
両刃の場合、はがねは中央の方に挟み込むようにして入ってますので、刃の両面の部分を研ぐような構造となっています。もちろん右利きでも左利きでも使うことができます。

個人的には、いろんな使い方ができる両刃がおすすめです。

Sponsored Link

鎌の耐久性・強度について

最初に購入した鎌(長い柄)・・失敗

ホームセンターで購入したステンレス製の鎌です。
とっても軽くて使いやすいので気に入ってたんですが、結局は下の写真のように破損してしまいました。
ハードな使い方をしたのが良くなかったのかもしれないんですが、このような結果になる可能性は十分あります。柔らかいくさやちょっとした作業をするにはなんら問題のない製品ではあります。
使い方さえ間違えなければ良い製品だと思います。

破損した鎌の画像

2回目に購入した鎌(長い柄)・・失敗

1回目に購入したかまが使いやすかったため、もう少し値段の高い同じような製品をホームセンターで購入しました。結果としては、写真にもあるように1ヶ月ほどで刃の部分がだんだんとよじれてきて、使えなくなってきました。結局は使えなくなってしまいましたので、今度はもっとしっかりと選ぶことを決意させた記念すべき(^^;)鎌です。
何度も言いますが、この鎌が悪かったわけではなく、使い方を間違っていたと言った方がいいと思います。柔らかい草やガーデニング用としては、十分使えますので〜。

曲がった鎌の画像

3回目に購入した鎌(長い柄)・・成功

下の長柄の中厚鎌は、ネットで購入しました。同じような品質のものがホームセンターにもありますので、ホームセンターでも購入可能です!

長い柄の鎌の画像

3回目に購入した鎌は、特殊刃物鋼複合鋼材が使用してあり、背当てもついている中厚鎌です。ネットでも比較的評価の高い製品で、使ってみた感想としてはめちゃくちゃ切れるし、ダイヤモンドシャープナーなどで刃をすぐに研ぐことができ、長く使える鎌です。柄の部分も硬い木製となっており、力が伝わりやすいのもメリットの一つです。ちなみにホームセンターで購入したものは柄の部分がアルミ製だった為、ちょっと力を入れると湾曲する感じがありました。もっとハードに使っていたらアルミ製のものは曲がっていたかもしれません。実際そういう報告をされているユーザーの方もいらっしゃいますので…。

短い鎌(ホームセンターで購入)・・大成功

3回目に購入した中厚鎌が本当によかったので、今度は短い鎌についても同じようなものを選んで購入してみました。安来鋼青紙という強力な鋼が刃の部分に使われている鎌です。両刃なので右手でも左手でも使える点も気に入っています。現在、2ヶ月以上使用していますが、切れ味は抜群です。刃の部分もダイヤモンドシャープナーで簡単に手入れをすることができます。
ちなみに、下の鎌はホームセンターで購入しました〜!
探せば、ホームセンターにも良いのがあります。ただし、ホームセンターによっては取り扱い製品が異なりますので、しっかり選ぶ必要があります。

中厚鎌の画像
茅を切る中厚鎌の画像

本当はこんな使い方は良くないのかもしれませんが、崖のところに生えていたかなり大きな茅(かや)の根っこの部分に使っても、刃こぼれすることなく取り除くことができました。使用した感じでは私が三回目に購入した中厚鎌よりも頑丈で耐久性があります!

Sponsored Link

おすすめの鎌

万能に使える鎌としては、中厚鎌がおすすめです。長い柄のものと短い柄のものがあります。使用目的に応じて選んでみてください。

長い柄

現在、ネットで購入できる長柄の中厚鎌としては、クロマックス鋼を使ったものがあります。

短い柄

色々ありますが、選ぶ基準としては、安来鋼青紙(青鋼)を使ってある中厚鎌です。柄の部分にコブがあるものが使っている時に抜け落ちにくいのでおすすめです。

関連記事(農機具)

三角ホーについて

Sponsored Link
Sponsored Link
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次